写真家・石内都は、1947年群馬県桐生市に生まれました。多摩美術大学に進み染織を学び、20代後半で写真の世界へ。79年に女性写真家初の木村伊兵衛写真賞を受賞し、2014年にはアジア人女性として初めてハッセルブラッド国際写真賞を受賞するなど、現在、国際的に最も高く評価される写真家のひとりです。
 この展覧会は、昨年デビュー40周年を迎えた石内の初期から近作まで40年の活動を展覧できる、8年ぶりの大規模個展となっています。また、同時開催の横浜美術館コレクション展(写真展示室)では、横浜美術館が所蔵する石内都のデビュー作「絶唱、横須賀ストーリー」のヴィンテージプリント55点が展示されています。石内都の原点である作品を目にすることができる貴重な機会です。美術館による本展のみどころをまじえて、一部をご紹介します。